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先を行くフランスのライドシェアサービス

 
 

◇◇◇◇翻訳会社の一般常識◇◇◇◇

日本でも実験的に自転車のシェアサービスが始まっている。富山市、東京表参道、横浜みなとみらい地区などでは、行政や民間が投資をして、駐輪場にシェア用の自転車を用意、会員登録した人は自分の好きな駐輪場で自転車を借り、好きなところ(もちろん指定駐輪場)で乗り捨てれば良い。課金もスマホでクレジットカードから支払えるので、簡単である。仕組みとしては、利用者は自転車を借りたい時に、スマホで近い駐輪場と利用可能な自転車がその時点であるかを確認、良ければ駐輪場へ行き、自転車を借り出し、移動先の駐輪場で返却するだけだ。もし移動先の駐輪場が一杯であると返却できないので、リアルタイムで返したい駐輪場の空き情報も表示される。都市中心部では自動車は駐車場の問題、交通事故の問題に加え、大気汚染などの問題があり、自家用を所持するのはコストまで含めると、価値がないと考える傾向にある。その先進国がフランスである。自転車のライドシェアサービスは実はパリで5年前から始まった。初めは貸し出しできる自転車の数に限りがあり、又利用できる駐輪場も少なかったので人気が出なかったが、徐々にそのコンセプトが理解され、今では大成功になっている。日本のみならず、世界の都市がその成功例を見習って導入し始めている。そのパリで、今度は自動車のライドシェアサービスが始まった。パリでは住民の6割は自家用車を持っていない。パリへ行った事がある方は想像できるだろうが、歴史的建築物の多いパリは、殆どの建物が外観を変える事は許されておらず、道も昔の狭いままのところが多い。シトロエンやルノーのコンパクトカーでも運転が難しい。一方渋滞もあり、その排気ガスが古い建築物の老化に与える影響も大きい。そこでパリ市が車の数の減少と環境保護の観点から、自転車と同じコンセプトの自動車のライドシェアを始めている。昨年の12月に始まったばかりのサービスなので、駐車場も300、車も700台程度で、人気は出ていない。登録会員数も3000人程度だ。ビジネスモデルは自転車と同じ。年会費として16,000円を払い、自分の好きな駐車場で好きな時に(もちろん空きの自動車がある事が前提)借りる事が出来る。料金は最初の20分で、550円。それ以後は分単位の課金とリーズナブルだ。自動車を所有すると必要となる駐車場、保険代も不要である。もちろん車は電気自動車である。当然、レンターカー業界、タクシー業界などはこの試みに反対している。それでも兎に角、世の中のため、将来のためとして、実験と称して小さく始めるパリ市の行政の実行力は日本も見習うべき点であろう。計画としては来年までに駐車場を1200カ所、電気自動車の数を3000台にまで増やすそうで、自転車で成功したモデルに近づいていく。 これからの都市の生活環境に対する大きな提案と実験結果を見守っていきたい。

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