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今や世界一のマカオ・シンガポールカジノビジネス

 
 

◇◇◇◇翻訳会社の一般常識◇◇◇◇

しばらく前まで、テレビでスマップが出演するソフトバンクのCMが流されていた。そのロケ地として使われ、シンガポールに2年前にオープンした、地上50階にスカイプールがあるホテル、と言えば記憶にある方も多いであろう。それがマリナサンズホテルで、アメリカラスベガスのサンズコーポレーションという世界的カジノ運営会社が作ったホテルで、現地ではその異様なデザインに建設途中から注目が集まっていた。私も頻繁にシンガポールを訪れるので、毎回の様に見上げていたが、3つのビルが横一列に並び、その屋上を横につなぐ様に船の形をした屋上フロアが乗っている。その屋上にプール、ラウンジなどを設けている。プールは宿泊者のみ入場が出来るが、ラウンジは誰でもアクセスが出来る。このサンズ、2010年にシンガポールでオープンした2つのカジノの1つである。一方マカオであるが、シンガポールに比べて数年早くからカジノビジネスを本格的に取り込んでいる。中国の特別行政区であるマカオ。ギャンブルの街として広く知られているものの、お隣の香港が金融センターや中国ビジネスの玄関口として世界に存在感を示すのに比べ、長らくマイナーな印象は拭えなかった。だが、今、マカオが香港をはるかに上回るスピードで急成長し、アジアの新成長モデルになっている。昨年の国内総生産(GDP)伸び率は20.7%と、2年連続で20%を超えた。資源ブームに沸く産油国などを除けば史上空前の成長率といっていい。もちろん、マカオの地下に資源が眠っているわけではない。地上の眠らないカジノがもたらす成長だ。前述のシンガポールは2010年の成長率は1965年の建国以来、最高の14.8%を記録した。突然の高成長をもたらしたのは10年2月にオープンしたリゾート・ワールド・セントーサと6月に開業したマリーナベイ・サンズのふたつの巨大カジノリゾート。シンガポールは規則ばかりで退屈な国との定評があったが、カジノを認める法律を06年に成立させ、大転換を図った。その成果で、今、アジア一円から人が集まる魅力的な場所に生まれ変わった。カジノの街といえば、かつては米ラスベガスだったが、マカオは今、ラスベガスの5倍もの売上高を持つ世界最大のカジノ都市になった。世界でカジノがある国は100カ国に上るが、どうしてこの2国が大成功をしているのか。答えはMeeting(会議、研修)、Incentive(招待旅行、視察)、ConventionまたはConference(大会、会議)、Exhibition(展示会)の頭文字を取った、“MICE”。マカオ、シンガポールのカジノは統合型リゾートで、巨大な宿泊施設、多数の会議場、多彩なレストラン、ショッピングモール、アトラクション施設などMICEを誘致する強い競争力を持っている。ギャンブルはそのひとつの機能にすぎない。逆説的だが、「縮ギャンブル」に実は21世紀のカジノリゾートの成功の方程式がある。東京も長年カジノ導入議論をしている。日本人の潔癖性、何となくうさんくさい、やくざなどの裏とのつながり、等悪い面が強調され、議論が中々進まない。ただ都市のビジネスモデルとして、運営によっては大きなビジネスになる事をシンガポールとマカオが照明している。

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