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タイのビジネス事情

 
 

◇◇◇◇海外ビジネス体験談コラム◇◇◇◇

タイのビジネス事情

●タイに行かれた方は多いと思いますが、この国は歴史的にも文化的にも東南アジアの中心国でしょう。この地域では珍しく、他国に占領された事が無い歴史を持っています。

●ヨーロッパの列強国がその覇権を争っていた時代、殆どのアジアの国は侵略を受け、戦力の圧倒的な違いから、直ぐに列強国の植民地になりました。 中近東、インド、アジアに沢山の植民地を抱えた英国が筆頭で、それにフランス、オランダ、等が続きます。

●その中で、自国の伝統と文化と独立を貫いたのがタイです。日本とも山田長政など、昔から関係がありますね。

●又、タイは敬謙な仏教国として知られています。いまでも男子は一定年齢になると、寺院で修行をする事が義務付けられています。 確かにバンコクの町を歩いていると、寺院の数もさることながら、お坊さんが通りに立ち、托鉢をしている姿を良く見かけます。

●タイでビジネスを行う時、以上の様なタイならではの背景を理解する事が大切です。 タイ人は、独立を貫いてきた誇りと仏教の教えという2大文化に支えられています。

●これがビジネス事情にも反映されます。タイの人はとても大人しいし(少なくとも表面は)、人当たりが良いので、 自分が歓迎、尊敬されていると早合点する方がおられますが、必ずしもそうでない事もありますので、気をつけてください。

●サワディー、という挨拶言葉があります。両手のひらを合わせ、合掌の形をつくり、頭を少し下げて、この言葉を言い合う、とても穏やかな、相手に尊敬を表す、とてもよい習慣です。

●タイは仏教国ですから、他人、他宗教に寛容ですね。世界の宗教の中で仏教とヒンズー教は他の宗教を容認しています。それに比べ、イスラム教とキリスト教は、 その宗教を信じない相手は敵になりますから、社会と他人との関係が対立的になります。

●従って、ビジネスも相手の立場を尊敬して進めることが重要です。アメリカ人がたまにやるように、大きな声を上げて、机を叩いて、相手を威嚇する進め方は、タイでは(他の国でもそうですが)特に嫌われます

●日本人とタイ人は、波長が合います。ですから、日本人的感覚でビジネスを進めて一般的にはうまくいきます。ただ、他国に占領された経験がない国民ですから、 プライドが高いので、絶対に優越感覚を持ってはいけません。日本と対等な国、として心から思い、それに沿ったビジネスの進め方をしてください。

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