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世界で一番安全な航空会社とは?

 
 

◇◇◇◇海外ビジネス体験談コラム◇◇◇◇

世界で一番安全な航空会社とは?

●世界を旅行していると、いろいろな体験をしますが、飛行機や航空会社に関連した事も沢山あります。これもその1つです

●私は小さい頃パイロットになるのが夢でした。沢山のお客さんを乗せて世界の都市から都市へ飛び回る。あのキチットした制服と帽子、 そして素敵なスチュワーデスに囲まれて、アテンションプリーズ、かっこいいですね。今でもパイロットにならなかった事、後悔してます。

●ただこの航空会社、どの会社も赤字を垂れ流しており、アメリカの3大エアラインである、アメリカン、ユナイテッド、 デルタはチャプターイレブンという、会社更生法の適応を過去にしており、今でも又更正法のお世話になるのでは、との噂が耐えません。 日本航空にしても大きな赤字です。ヨーロッパも国を代表する航空会社は赤字が倒産、または倒産間際の会社が多いです。

●その中の1つに、白地の機体に緑と赤をアクセントにしたペイントを施したアリタリア航空、そうイタリアを代表するエアラインがあります。

●この会社も勿論赤字で、ジェット燃料代が払えなくてオペレーションを停止するという、危機が最近ありました。

●さて、何年か前にミラノからバルセロナへ行ったときです。確か、夕方のフライトでした。と言うより正確には行こうとした時です。

●ミラノのマルペンサ空港、それまで使っていた古いリナーテ空港と比べると、やっと国際空港らしくなりました。 このマルペンサでアリタリアのフライトを待っていたのですが、何時までたっても搭乗になりません。

●予定出発時間を1時間過ぎた頃にやっとアナウンスがあり、搭乗となったのですが、航空会社は遅れの理由を説明しません。係員は、知りませんの繰り返しです。

●飛行機によく乗っていると遅れというのは、当たり前でそれ程驚くには至りません。ひどい時にはフライトがキャンセルにもなります。

●さて、ほぼ満員の機内、全員の客が乗り込んで、いざ出発、になるはずが、全く動きません。30分もする内に数人の客が騒ぎ始めまて、やっと機長がアナウンスで状況説明を始めました。

●それによると、操縦席の点検ライトと空気清浄器の部品に欠陥があり、それを取り替えないと安全上出発ができないとのことです。 その次がイタリア的です。それらの部品を地上のエンジニアが探しているらしいのですがミラノに在庫があるかどうか分からない、 もしかするとローマから送ってもらう必要があるかもしれない、と説明がありました。

●ここまでで既に2時間以上遅れています。機長は部品交換ができれば、直ぐに出発するので全員席にいてくれとのことで、 動きが取れない乗客たちのいらいらは高まるばかりです。

●さらに2時間ぐらい過ぎた頃、やっと次の説明があり、ローマへ部品を手配しているとの事、その部品がつくのに何時間掛かるか分からない、との事でした。

●そして、最後に次のアナウンスがあり、乗客全員ひっくり返ってしまいました。『当アリタリア航空は世界で一番安全な航空会社であることを誇りにしています。 従いまして、飛行に直接関連の無い部品であっても、安全飛行に少しでも支障をきたす可能性がある状況では、出発することは致しません。 これは皆様の為でもあります。ローマから部品が届き次第出発いたします』

●このアナウンスで頭に血が上った乗客の何人かは、飛行機を降り、フライトのキャンセルか他社便を探しにいきました。 勿論私もその1人でしたが、生憎その日のバルセロナ行きは既に無く、自費で一泊しました。

●翌朝、あのアリタリアフライトがどうなったか聞くと、12時間遅れで未明の5時ごろ出発したとのことでした。 わずか90分のフライトなのに、12時間待ったお客さんも凄いですね。

●このように、国際ビジネスをしていると、感覚の違いにびっくりさせられたり、あきれたりする事がよくあります。 ところで、最近のアリタリアはまだ安全飛行を自慢しているのでしょうかね。それ以来乗っていないのでわかりませんが.....

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