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オランダのおばあさん|翻訳会社便り

 
 

勤めていた時、オランダから移住した同僚と隣り合わせに座っていました。彼女は毎日会社から家に電話をかけては、オランダ語と英語のちゃんぽんで家族と話すため、家の中の様子が筒抜けでした。典型的な家族中心社会では普通なのでしょうが、それにしても一緒に住む家族とよくこれだけ話す事があるものだと感心しました。ある時、彼女の母方のおばあさんがオランダから訪ねて来られました。高齢長旅もこれが最後だから歓待してあげてほしいとお母さんに言われたとかで、あまり乗り気でない彼女も渋々ご機嫌伺いをしているのが、お母さんとの電話での口調からよく分かりました。 滞在中も体調がすぐれず医者に掛かりっぱなしのおばあさんの世話で、お母さんは大変だったようです。結局だいぶ具合が悪くなって、たしか予定より早くお母さんが同伴して、保険を使って帰国されたと思います。昔の話で覚え違いがあるかも知れません。お見舞いに鶴を折って、戦時中のことがあるから無理強いはしないよう言い含めて同僚に渡したところ、喜んでいたと後日報告してくれました。 しばらく経って、おばあさんが亡くなったと聞きました。皆が驚いたのは、亡くなる予定だったけどその前に息を引き取ったということに対してでした。オランダでは逝く時を選べると一般知識として知っていましたが、実際身近で話を聞くのはちょっとショックでした。子供が年老いた末期の親に懇願されてほう助をし、有罪となって受刑した例はNZでもいくつかあります。Palliative care (緩和ケア)が行き渡らないのか、在宅では無理なのか分かりませんが、医療と人権と場合によって宗教との併さっ た議論がその度に繰り広げられます。

 

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