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不法滞在問題の新しい課題-米国

 
 

◇◇◇◇翻訳会社の一般常識◇◇◇◇

不法入国者が後を絶たないアメリカであるが、ここに来て新たな問題が生じている。とてもアメリカ的であるので紹介したい。2010年の統計では、10万人近い不法移民の子供たちが、大学卒業かそれ以上の学位を取得しているとの事である.アメリカへビザを持たずに入国してくる所謂不法入国者は年間数十万人である。あらゆる国から入り込むが、一番多いのが隣国であるメキシコだ。南カリフォルニアからテキサスのメキシコ湾まで陸地伝いで国境が3000キロあり、そのどこからでもアメリカへ入る事ができる。勿論アメリカ側は国境警備隊を沢山配置し、国境には鉄条網などを施して、その入国を取り締まっているが、貧しいメキシコ人は命を賭して入国を試みている。既に数十年続いている状況で、映画でも描かれたし、テレビドラマでもメキシコ人の不法入国を扱ったシリーズが沢山ある。又アメリカ側にも不法入国の斡旋がビジネスとして成り立つので、アメリカ人が手を貸している。さてUSA Today紙によると過去に不法入国に成功したり、短期のビザで入国してそのまま不法滞在でアメリカ内に居残った移民の子供がアメリカで学校に通い、前述した様に約10万人が既に大学卒以上の資格を得ている。そして彼らが就職をしようとした時に問題が起きている。不法滞在者の家族なのでアメリカ国民が全員持っているソーシャルセキュリティー番号を持っていないケースが多く、学生で無職である間は表面化しないが、企業が正社員として雇う時にはこの番号が無いと雇えない。当然彼らがどうやって学費を出していたかも疑問になるが、お金の面であれば奨学金やアルバイトで稼ぐなり、親が(矢張り不法滞在であるが)正社員でない職業で手に入れていたのだろう。学生として学校へ入る時には、この番号は不要であるから何とかなっていた。その結果、この番号が無い事で、大学卒という資格を生かしたホワイトカラーの多くが就く会社等で働けないわけだ。これもアメリカの抱える大きな社会問題の1つである。子供には責任が無いとも言えるが、だからといって税金を納めてこなかった家庭で育った子供を、税金で運営されている州立大学などの学校への入学を認めたり、そのまま社会の一員として受け入れる事は公平といえるのか、難問である。昨年ハーバード大学のサンデル教授の授業が日本でも話題になった。その時の議題は、死についてがひとつで、もう一つは正義であった。この不法移民の子供たちの新たな課題に対して、アメリカ社会はどのような回答を出すのだろう。アメリカの事情をフォローしている私にとって、とても興味が深いところだ。

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