電子書籍の新しい可能性-1冊1ドルの本の時代がやってくる

 
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電子書籍の新しい可能性 翻訳会社の一般常識コラム

 

◇◇◇◇ 翻訳会社の一般常識 ◇◇◇◇

@電子書籍の新しい可能性 -1冊1ドルの本の時代がやってくる
日本でも電子書籍がやっとスタートし、出版会社と本屋のサイトが本格的に作品を扱い始めてきた。アメリカに比べると3年ほど遅れている。私も紀伊国屋書店が運営するKinoppyとアマゾンのサイトを利用しているが、まだまだ不便なところが多い。まず買える本の種類が、リアルな本屋に比べて少ない。次に、価格が高い。ほんの印刷費、紙代、印刷所から本屋までの輸送費、本屋の経費、返却費などリアルな本では経費となる出費が電子書籍ではない。もちろん、サイトの開発費、電子化をするスキャン費用はかかるが、現在の電子書籍とリアルな本との価格差が殆どない事には納得がいかない。明らかにこの価格付けは、既存の本屋ルートを守る為である。これを続けていると日本における電子書籍はいつまでたっても、伸びないであろう。作者からの観点ではより多くの作品が売れ、印税が入るのであれば、電子書籍であってもリアルな本であっても、売れれば良い訳である。又、読者の観点でも、手軽に自分の好きな方法で本が読めればその方が良いに決まっている。結果、一人当たりの読む本の数が増える事で、ビジネスが膨らむというビジネスモデルが、電子書籍の本来の意味と価値である。それを既存のルートを守る事が最初に来ると、この新しいモデルへの移行が遅れ、結果、みんなが徳をしない環境が長く続く事になる。これは電子書籍のみならず、色々な場面において日本で起きてきた。革命的な変化を受け入れない国民性の結果である。一方、アメリカは何事にもつけ革命的な変化を好む。その結果ITなどで今までに無い、既存のシステムを壊して新しいシステムを作り出す事が可能になっている。その結果、新規ビジネスで世界を引っ張る事が出来ている。本日の日経によると、1冊1ドルという廉価版の売り方が最近急増しているとのことだ。イーシングルと呼ばれ、通常の電子書籍が約10ドルするのに比べ、遥かに安い。忙しい現代人は読書に何時間も過ごす事が難しく、より早く読み終える事の出来る書物を探していて、イーシングルの対象となる書物は約3時間で読み終える事が出来る。日本でも、推理小説の新書等は約200ページが出版する際の目安となっており、これだと新幹線で東京-大阪の3時間で読み終える事が出来る。アメリカだと飛行機を使う事が多く、ニューヨークーロスアンジェラスで5時間なので、イーシングル1冊1ドル(機内の映画より安い)が余裕で読み切れる。アメリカでは既に書籍市場1兆4千万円の内、電子書籍が3割以上のシェアを占めており、毎年5-10%の勢いで伸びている事から、数年の内に市場の半分以上が電子書籍になる事が見えている。この流れいずれは日本にも及ぶことになるであろう。

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