◇◇◇◇海外ビジネス体験談コラム◇◇◇◇
ビジネスディナーのマナー
●殆どの場合、オードブル、メインプレート、デザート、コーヒーと進みます。場合によっては、メインプレートが2品になります。
●サービスはゲストの女性、ホストの女性、ゲストの男性、ホストの男性の順に配られますので、 最後の人に配られてから、全員一緒に始めてください。その時に、黙って食べ始めないでください。そのディナーの1品目を始める時は、
『グッドアペタイト』(良いお食事を)など声を掛け合ってから始めるのが礼儀です。これが今週の心得その1です。出来れば男性から声を出してください。
●次に、黙々と食べないように。自分が食べているプレートの印象や味、飲んでいるワインの香や色などのコメントをしてください。 気が回れば他の人のプレートについても、何が入っているのかなど、聞いてあげてください。
ディナーの楽しみは食事そのものだけでありません。気の利いた会話がとても重要です。心得2、です。
●又、良くあるのが、男性が仕事の話に熱中してしまい、女性の存在を忘れるケースです。全員に興味がある話題であれば問題ないでしょうがそうでない時は、
1部の人のみが理解する話に集中する事は避けたいですね。もちろんビジネスディナーですから、ビジネスの話は重要です。しかし、 それに集中するあまり、女性のパートナー達をのけ者にしてはいけません。心得3、です。
●さて、デザートが運ばれてきました。食事を始めてからここまでで、2時間ぐらいでしょうか。おなかも一杯になりました。コーヒーか紅茶を頼んで、今夜の素敵なビジネスディナーも終わりです。
●さて、別れ際も大事です。もし、ビジネスをまとめている最中に催されたディナーであれば、ディナーの間にその話題に触れているでしょう。 よい雰囲気で話が進んだはずですから、次に繋げる為に、『それでは例の件は、明日オフィスで詳細を合意しましょう』とか、
『先ほどの件は明日、メール(電話)で再確認いたします』など、決めの言葉でしめくくってください。
●そして、分かれる時には、ディナーに招いてくれたお礼か、来てくれたお礼を、お互いに述べ合い、良い時を過ごせました、と必ず言葉で相手に伝えてください。言葉で言うことが重要なのです。
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