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アメリカ留学で取得したビザの有効期限について

【アメリカ留学の学生ビザ】有効期限はどのくらい?

アメリカ留学に必要な学生ビザには、F-1・M-1・J-1の3種類があります。それぞれ有効期限が異なるため、自分が申請すべきビザの種類と有効期限を確認しましょう。

F-1ビザ

F-1ビザはアメリカの語学学校や高等学校、大学、大学院などへ通う留学生が取得するビザ。F-1ビザの保持者は学業に専念することが主な目的であり、週18時間以上、91日以上の就学が可能です。

ビザの有効期限は最長5年間。実際に滞在可能な期間は、留学先の学校から発行してもらう「I-20」とよばれる入学許可証に記載されている滞在可能期間をもとに決定します。
例えば、アメリカへの入国はI-20に記載されているプログラム開始日の30日前から可能。滞在期間はプログラム終了後60日間までとなります。
なお、I-20に記載されている期間は、受講するプログラムによって異なります。

M-1ビザ

M-1ビザはアメリカで美容やデザインなど、職業に関する専門知識を学ぶために専門学校や専門機関に通う留学生が取得するビザ。週20時間以上の受講が取得の条件となります。

ビザの有効期限は就学する学校のプログラム期間と同じ、もしくは最長でも1年間。アメリカへの滞在可能期間は、プログラム開始の30日前から終了の30日後までとなっています。

J-1ビザ

J-1ビザは、交流プログラムへの参加を目的に渡米する人が取得するビザ。インターンシップ(研修)ビザともよばれ、アメリカ国内の企業で働きながら滞在することが認められており、研修を通して専門知識や技術を身につけられます。
J-1ビザには14種類の研修カテゴリーがあり、中でも「インターン」と「トレーニー」は、日本人が多く申請するカテゴリーです。

ビザの有効期限は参加するプログラムによって変わりますが、インターンの場合は12カ月、トレーニーの場合は18カ月。
アメリカへの滞在可能期間は、DS-2019とよばれるJ1ビザ適格証明書に記載されているプログラム開始日の30日前から終了の30日後までとなります。

アメリカ留学ビザの有効期限と滞在可能期間に違いはある?

アメリカへの滞在可能期間については、「ビザの期限」と「実際に滞在できる期間」とは別であるということに注意が必要です。
ビザとは入国する際に必要な許可証であり、ビザの期限内であれば入国を許可されるというもの。一方、アメリカへの滞在可能期間はI-20やDS-2019に記載されており、参加するプログラムによって期間が異なります。

在学中にビザの期限が切れたとしても、I-20が有効であれば不法滞在には該当しません。ただし、ビザが切れた状態で帰省や旅行などでアメリカを出国してしまうと、再び入国できなくなるため注意しましょう。入国するためには再度学生ビザの取得が必要です。

また、ビザの期限が切れていなくても、フルタイムの学生として学校に通っていなければ不法滞在となってしまいます。