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大学生がアメリカ留学するのに掛かる費用はいくら?

【大学生版】アメリカ留学に掛かる目安費用と内訳

アメリカの大学留学に掛かる費用とは

アメリカに大学留学する場合、1年で掛かる費用の目安は400~700万円となっています。以下にその内訳を紹介します。

・学費(授業料):100~500万円
アメリカに納税していない留学生は公立大学を選んでも学費の軽減という利点を受けられないため、留学費用のメインとなる学費について公立(州立)大学・私立大学でそれほど大きな差はありません。
コミュニティカレッジ(短大)であれば年間100万円ほどの学費で済むこともありますが、4年制大学では300万円以上掛かる場合がほとんどです。

・渡航前費用:45~65万円
航空会社や渡航する地域によって差はありますが、渡航費(航空券)が10~20万円掛かるほか、海外留学保険費用として23~30万ほど必要となります。
海外留学保険は任意ではありますが基本的に加入することになるもの。いくつかの保険会社の商品を比較検討し、保険料と補償内容に納得のいくものを選びましょう。
その他、ビザ申請費用や健康診断料も掛かります。

・居住費・滞在費:60~120万円
1年間以上の長期にわたって大学留学をする場合、最初のうちはホームステイなどで生活し、残りの期間をシェアハウスやルームシェア物件で過ごすこともあります。物件によって家賃に差があるため、60~120万円程度を目安にしておくとよいでしょう。

・生活費(食費・通信費など):60~100万円
食費や通信費に掛かる費用は生活スタイルによって変わってきます。食事つきの寮で暮らす場合やホームステイの場合は、滞在費に食費が含まれることも多いでしょう。通信費や交通費も考慮して、60~100万円ほど用意しておくことをおすすめします。

・雑費:40~60万円
交際費や生活用品費などの雑費の目安は40~60万円ほど。観光を多く組み入れたり積極的に現地の友人をつくったりしたい場合は、交際費や観光に掛かる費用を多めに用意しておく必要があります。

大学留学の費用を準備する際のポイント

・COA(コスト・オブ・アテンダンス)
COAとは、居住費・滞在費・食費・教材費など1年間の大学生活に掛かる総費用を指すもの。アメリカの各大学の公式サイト上にはCOAの金額が記載されていることが多く、大学によってその金額には幅があります。
COAで示される金額は全額自己負担が可能なのか判断するための基準となり、留学費用を試算する上でも参考になる指標です。

・奨学金
留学費用のなかでも大きなウェイトを占める学費を低く抑えるには奨学金を利用するのもひとつの方法ですが、連邦政府や州政府が出す奨学金の場合、留学生が利用できるものはほとんどありません。しかし、大学によっては留学生のための奨学金制度を設けているところもあります。
日本の文部科学省や日本学生支援機構(JASSO)が募集する奨学金制度もあるため、条件が合うものがあれば渡航前に申請してみましょう。

・公立と私立の違い、地域による違い
アメリカでは、公立(州立)大学と私立大学で留学生の学費に大きな差がない場合もあります。とはいえ、地域によっては学費を低く設定している公立大学もあるので、学費を抑えたい場合はしっかり見比べて選びましょう。

・日本の大学の単位を移せるか
1年間で掛かる費用をあまり削れない場合、アメリカの大学に通う期間を短くして費用を抑える方法もあります。
日本の大学で取得した単位をアメリカの大学の単位として認めてもらうことができれば、4年未満で卒業することも可能。通信制大学や夜間に通って取得した単位も認められるため、日本で掛かる学費を抑えればさらに節約できます。