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社会人のイギリス留学にかかる費用や期間はどのくらい?

社会人がイギリス留学する方法と費用目安

語学留学

語学留学は英語の修得を目的とした留学で、主に長期留学と短期留学の2種類から選択します。
短期留学は8週間以下の留学のこと。短期間で学べるため、学生だけでなく社会人も気軽に挑戦しやすいでしょう。長期休暇を活用して短期間で英語力を上げたい方におすすめです。
長期留学は8週間以上の留学で、英語だけでなくイギリスや周辺のヨーロッパ諸国を旅行して文化も深く学べるのが特徴です。イギリス英語だけでなく+αで学びたいことがある方に向いています。

語学留学の費用相場は学費・滞在費・生活費などを合わせると、1年間で365~964万円程度。1週間前後の短期留学であれば10~35万円程度となっています。

大学・大学院留学の正規留学

正規留学とは、イギリスの大学・大学院の卒業資格を得る目的で行う留学のこと。イギリスの大学は3年間で修了できますが、1年間の準備期間コースを経て入学しなければいけないため、卒業するまでには日本の大学と同じように4年必要です。

正規留学の費用相場は学費・滞在費・生活費などを合わせて1年間で385~1,254万円程度。学費は140~850万円程度かかります。

ワーキングホリデー

ワーキングホリデーとは、海外で一定期間生活ができる特別なビザ制度のこと。イギリスでは「ユース・モビリティ・スキーム(YMS)」と言われています。滞在可能な期間が2年と長く、就労や就学に関しての期限の制限がありません。しかし他の国と同じように日本国籍を有している必要があり、年齢制限などの条件もあります。イギリスの場合は18~30歳までが条件。さらに供給数が年間1000人のため、ビザを取得するのは狭き門となっています。

費用相場は学校(大学や語学学校など)に通わない場合は滞在費・ビザ料金、生活費などを合わせて244~703万円と比較的リーズナブル。学校に通う場合は学費がプラスでかかります。また、渡英してすぐには仕事が見つからないことも多いため、半年間は収入がなくても生活できるように生活資金を用意しておきましょう。

社会人に役立つ?イギリス留学のメリット・デメリット

イギリス留学のメリット

・有給休暇で短期留学ができる
イギリスでは1週間~10日間の短期間のプランを用意する語学学校も多く、土日・祝日の休みと有給休暇を利用したイギリスへの短期留学が可能です。休みを利用した海外留学はリフレッシュにもなるでしょう。

・キャリアアップにつながる
イギリスに限らず、海外留学での学びや経験はキャリアアップにつながります。将来的な人口減少によって内需の縮小が避けられない日本では、グローバルに働ける人材が高く評価されるでしょう。留学先で身につけた語学力はその後の仕事にも大きく影響し、就職活動においても評価されるポイントになります。

イギリス留学のデメリット

・休職・退職しなければいけない
長期留学やワーキングホリデーの場合は、長い期間海外に滞在するため会社の休職・退職は避けられません。近年は働き方改革やワークライフバランス重視に伴い、休職制度を設けている会社もあります。しかし、休職制度がない会社に勤めている場合は退職が必要になり、帰国後に再就職できるかも確実ではありません。
イギリス留学後の再就職を目指す際は、企業でのインターンや英語の資格試験に挑戦するなど自身のスキルアップにも励みましょう。

・同年代の日本人留学生がほとんどいない
例えば語学留学の場合、生徒のほとんどが10代・20代です。30代・40代以上の方は年齢のせいでクラスになじみにくいことも。海外では日本ほど年齢を気にしないとはいえ、自分から積極的にコミュニケーションをとっていかないと友人や仲間をつくるのは難しいかもしれません。

・アメリカ英語は学べない
イギリスは英語発祥の地です。本場の英語を学びたくて留学先にイギリスを選ぶ方が多いはず。しかし、日本人にとってなじみ深いのは「アメリカ英語」で、本場のイギリス英語を聞いて「何を言っているのかわからない」と感じる方もいます。

社会人のイギリス留学生活を充実させるためのポイント

留学する目的を明確にする

イギリス留学には「語学留学」「大学・大学院進学(正規留学)」「ワーキングホリデー」の3種類があります。自身のキャリアプランを立てて、イギリスで何を学ぶのかを明確にして留学方法を決めましょう。
本格的なイギリス英語を学ぶ方は語学留学がおすすめ。キャリアアップに活かしたい方は大学・大学院進学(正規留学)、現地で働きながら語学を学びたい方はワーキングホリデーがおすすめです。

留学費用をできるだけ用意しておく

海外留学では生活費・学費などの多くのお金が必要です。例えば1ヵ月の語学留学を行う場合は20~70万円程度、1年間の場合は200~600万円程度かかります。海外留学のために何百万円も借金するのはリスクが高いので、事前に必要なお金を貯めておきましょう。奨学金制度を使うのもよいでしょう。

イギリス留学の成果がわかりやすい基準をつくる

有益な留学生活を送るためには目的を明確にして、達成ができたかわかりやすい基準をつくりましょう。身につけたい技術や仕事に必要な語学レベルなどを定め、達成状況を定期的にチェック。帰国して会社に復帰する場合や再就職する場合にも、留学経験を通じて自身がどんな成長を遂げたのか伝えやすくなります。

専門スキルを獲得する

IELTSやTOEICなどの語学検定を受験する、MBAをはじめとした学位を取得するなど、今後の武器となるスキルを獲得することでキャリアアップに役立つでしょう。大学の正規留学で弁護士や医師などの資格を取得して、現地で仕事をするといった選択肢もあります。