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中国語翻訳の注意点を紹介|失敗しやすいポイントとは

中国語翻訳で失敗しないための注意点

なぜ中国語の翻訳で注意する必要があるのか?

同じ漢字を用いる言語であっても、日本語と中国語では文法構造や単語の意味が異なるため注意が必要です。「漢字だから意味が推測できそう」と思うかもしれませんが、そこが落とし穴。例えば日本語で「手紙」は「郵便物」ですが、中国語では「トイレットペーパー」を意味します。このように同じ漢字であっても意味が全く異なるケースは多く、字面だけを頼りにすると致命的な誤訳を招きかねません。
単語の意味だけでなく、使用する文字にも注意が必要。中国語には簡体字・繁体字の2種類が存在し、対象地域によって使い分ける必要があります。万が一、ターゲットとなる地域にそぐわない文字を使用してしまうと「現地の文化を理解していない」とネガティブな印象を与えかねません。ビジネス文書やWebサイトなどの対外向けコンテンツでは、こうした違いを踏まえた適切な翻訳が求められます。

中国語翻訳で押さえておきたい6つのポイント

1. 孤立語であること

中国語は言語学上「孤立語」に分類されます。日本語のような活用語尾を持たず、語順によって意味が変わる言語です。

例えば「我爱她(私は彼女を愛している)」の語順を入れ替えて「她爱我(彼女は私を愛している)」とすると、逆の意味になります。語順を少し間違えるだけで相手に伝わる内容が大きく変わってしまうため、文法構造を正確に把握して翻訳しなければなりません。

2. 中国語独自の慣用語がある

中国語には「成語(せいご)」と呼ばれる独自の慣用表現があります。
例えば「画蛇添足」という成語はその字面から「蛇に足を描き加える」と捉えてしまいそうですが、日本語の「蛇足」に相当する「余計なことをして台無しにする」という意味です。
このように、中国語には漢字から本来の意味を類推できない表現が多くあります。正確に翻訳するには、中国語特有の文化・ニュアンスへの理解が必要です。

3. 漢字が同じでも意味が違う語がある

同じ漢字表記でも、日本語と中国語で意味が全く異なる単語が存在します。
例えば現地の取引先から「汽車でお越しください」と案内された場合、日本語の感覚で「鉄道」と捉えてはいけません。中国語における「汽車」は自動車を意味するためです。
日本の感覚のまま翻訳すると行き違いが発生するため、常に辞書を引いて本来の意味を確認する姿勢が欠かせません。

単語 日本語の意味 中国語の意味
愛人 不倫の相手 配偶者
自分の子供(女性)
勉強 学習 しぶしぶ行うこと
汽車 鉄道列車(主に蒸気機関車) 自動車
工夫 思考をめぐらして、よい方法を考え出す 時間

4. 外来語には意訳が多い

日本語では外来語をカタカナで発音通りに表記するのが一般的ですが、中国語にはカタカナに相当する表音文字がないため、基本的には外来語を漢字で表現する必要があります。
その際に用いられるのが、発音の近い漢字をあてる「音訳」や意味をもとに漢字を組み合わせる「意訳」。固有名詞やブランド名なども現地独自の漢字表記が存在するケースが多いため、翻訳時は実際に使われている名称を確認しなければなりません。

日本語 中国語 中国語での音訳・意訳
ソファー 沙发 音訳:シャーファー
ファストフード 快餐 意訳:快は「速い」、餐は「食事」
合わせると速い食事(=ファストフード)

5. 地域によって言語が異なる

中国語圏の翻訳を行う際は、対象地域を明確にする必要があります。同じ中国語であっても、地域によって使用する文字・単語・話し言葉が大きく異なるためです。
例えば「タクシー」を指す言葉も中国本土では「出租车」、台湾では「計程車」、香港・マカオでは「的士」と表現されます。情報を届けたいターゲット層がどの地域に住んでいるのかを明確にし、その土地に根付いた言語や文字を選択するのが自然な翻訳に仕上げるポイントです。

単語 日本語の意味 中国語の意味
中国本土 簡体字 出租车
台湾 繁体字 計程車
香港・マカオ 繁体字 的士

6. 句読点の使い方が日本と異なる

句読点などの記号類は日本語と見た目が似ていますが、使い方が異なります。特に間違いやすい2つの記号を押さえておきましょう。

単語 日本語の意味 中国語の意味
、(読点) 顿号 単語の並列表記に使う
,(カンマ) 逗号 文中の区切りに用いる

中国語の「、」は「リンゴ、バナナ、ブドウ」のように単語を並べる際に使われます。日本語と異なり、文の区切りには使われません。

【例】 我喜欢苹果、香蕉、葡萄。
【訳】 私はリンゴ、バナナ、ブドウが好きです。

文中の区切りには「,」を用います。日本語の「、」に似た役割で、文中で間を取る箇所に使う記号ですが、日本の「、」ほど使用頻度は高くありません。

【例】 我昨天去了公园,然后买了咖啡。
【訳】 私は昨日公園に行きました。それからコーヒーを買いました。

機械翻訳や外注を利用する際の注意点

機械翻訳・AI翻訳だけに頼りすぎるリスクと注意点

自然な表現や意図が反映されない「誤訳」に注意する

AI翻訳は「確認をお願いします」のような主語・目的語が省略された文章の翻訳が苦手。「誰が・何を」の情報が文脈に依存するため誤訳を起こすリスクがあります。
また、日本語のビジネスメールでよくある「お世話になっております」の挨拶は、中国のビジネス文化では用いないのが一般的。人間の翻訳者であれば「あえて訳さず省略する」といった意訳ができますが、関係性や文脈を読み取れない翻訳ツールは無理に直訳してしまい、不自然な印象を与えてしまう恐れがあります。

文脈やターゲットに応じた「調整不足」に注意する

中国語には日本語のように複雑な敬語はありませんが、ビジネスシーンにふさわしい丁寧な言い回し・トーン・マナーは存在します。
例えば相手に感謝を伝える言葉として有名な「谢谢」は、関係性や会話の状況によってよりフォーマルな「非常感谢」を使う場合もあります。こうした文脈・状況に応じた細かなニュアンスの調整は、翻訳ツールでは難しいのが現状です。

対外発信時の「ブランド毀損リスク」に注意する

中国語を翻訳する際、中国本土向けには簡体字、台湾・香港向けには繁体字を用いるのが一般的です。しかし翻訳ツールはこの使い分けを誤ったり、簡体字・繁体字が混在した文章を出力してしまったりする場合もあります。
現地のユーザーから見て不自然な文章・誤った字体だと企業の信頼度・ブランドイメージが損なわれる可能性があるため、対外的に発信するコンテンツの翻訳にはプロによる品質担保が求められます。

自社対応は注意が必要!翻訳会社に依頼した方がよいケース

社内向けの簡易な資料や概要の把握程度であれば、翻訳ツールを活用しても問題ないでしょう。しかし、契約書・会社案内・Webサイトなどの対外向けの文書は品質が重要なため、翻訳会社への依頼をおすすめします。
特に法務・医療・IT・金融といった専門分野の翻訳には、高度な業界知識が必須。品質の低さがそのままビジネスの機会損失やトラブルにつながる恐れがあるため、実績のあるプロの翻訳会社へ依頼するのが確実で安全な選択といえます。

中国語翻訳を任せられる翻訳会社の選び方・3つの注意点

1. ネイティブ翻訳者が関与しているかに注意する

翻訳会社を選ぶ際は、ネイティブチェックの有無を確認しましょう。日本人翻訳者のみの場合、文法的には正しくても不自然な表現が含まれている可能性があるためです。
ネイティブチェッカーがいれば、日常生活・文化背景から生じる細かなニュアンス・最新の言い回しなど「生きた中国語」を反映させてくれるでしょう。

2. 依頼したい分野・業界の実績があるかに注意する

翻訳者が専門知識を持っているかどうかも品質を左右するポイントです。一般的な日常会話の翻訳とは異なり、法律・医療・IT・工業といった専門分野には業界特有の専門用語や独特の表現ルールが存在します。専門知識を持たない翻訳会社に依頼してしまうと辞書通りの直訳が羅列され、業界関係者が読んだ際に意味が通じない誤訳が発生する確率が高まってしまうためです。
公式サイトなどで翻訳会社の対応可能な分野・過去の実績などを確認して、自社の依頼内容に合った会社を選ぶようにしましょう。

3. ダブルチェック体制(翻訳+校正)の有無に注意する

翻訳者が1人だと、体制上どうしても見落とし・ヒューマンエラーが生じかねません。品質を重視するのであれば、翻訳作業の後に別の校正担当者が確認を行う「ダブルチェック体制」が整っている会社を選びましょう。複数人のチェックを経ることで誤訳・不自然な表現を排除でき、成果物の品質が安定しやすくなります。

注意点を押さえ、高品質×低コストで中国語翻訳を依頼したいなら

難易度の高い中国語翻訳は、中国語・韓国語・英語の翻訳に特化した翻訳会社「ケースクエア」にご相談ください。
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まとめ

中国市場におけるビジネスの成功は、翻訳の品質に大きく左右されるといっても過言ではありません。日本語と中国語は文法・表現方法が異なり、些細な誤訳が企業の信頼を損なうリスクを孕んでいます。
機械翻訳は手軽で便利ですが、契約書やWebサイトなど対外向けで専門性の高いビジネス文書においては限界があるのが実情。対外向け・専門性の高いビジネス文書においては、品質担保のため翻訳会社への相談がおすすめです。ネイティブチェックの有無・専門分野への対応力を基準にしてパートナーを見極めましょう。